2018年1月1日

平ヶ岳(鷹ノ巣登山口から山頂往復)

アクセス
  • 1日目:桧枝岐村(バス)→尾瀬御池バス停(バス)→鷹ノ巣バス停→清四郎小屋泊
  • 2日目:清四郎小屋→鷹ノ巣登山口→平ヶ岳→玉子石→鷹ノ巣登山口→鷹ノ巣バス停(バス)→尾瀬口船着場(船)→奥只見ダムバス停(バス)→JR浦佐駅

明けましておめでとうございます。

さて、今回は、前回の宮之浦岳の記事の中で少し触れた平ヶ岳について書きたいと思います。
2013年8月のお話です。


1日目

旅行先の福島からそのまま南下してきた私は、檜枝岐村を経由して尾瀬御池でバスを乗り換え、要予約のバスに乗って鷹ノ巣のバス停で降りました。
この日の宿は近くの清四郎小屋です。
清四郎小屋には16時頃に到着しました。
ご夫婦で経営されていて、代々受け継がれてきたそうです。
お子さんもいらっしゃるそうですが、山小屋の経営は自分達で最後かなとおっしゃっていました。
宿泊者は全部で5、6人でした。

清四郎小屋

なお、小屋のご主人からは、希望者がいれば、平ヶ岳山頂までに要する時間を大幅に短縮することのできる中ノ岐登山口コース(俗に言う皇太子殿下コース、山頂まで約4時間)まで車で送迎するという案内があり、1組の人が希望していました。
中ノ岐登山口へ通じる道路には途中ゲートが閉められていて、普段は通行止めになっているそうですが、ゲートの鍵を清四郎小屋やほかの小屋(伝之助小屋?)で管理していて、都合が付けば宿泊者限定で送迎しているそうです。

私は当初の計画どおり鷹ノ巣からのピストンを選択しました。


2日目

コースタイムで約13時間と長丁場のため、朝4時頃に清四郎小屋を出発しました。
鷹ノ巣の登山口まで1km弱の車道歩きです。

登山口に着き、まだ日の出前で真っ暗なためヘッドライトをつけ、朝方ということもあって、念のため熊撃退スプレーを手に握りしめながらのスタートです。
ヤセ尾根に出たあたりでようやく日が昇り始めました。
そのあたりですごいスピードの人に追い抜かれました。

下台倉山まで急登が続き、そこから台倉山までの間に平ヶ岳が望めますが、平ヶ岳ははるか遠くで、果たして辿り着けるのだろうかと少し不安になってしまいました。
実際にここまでで予定以上に時間がかかってしまい、引き返す人も多いそうです。
当日も、私の知る限りで、2人が引き返したようでした。

その後は、なんだかんだで8時半に平ヶ岳の山頂に着きました。
木道は更に先まで続いていたので、試しに進んでみたところ行き止まりでした。
後からご夫婦が皇太子殿下コースを使って登って来ましたが、奥様の方がこれで百名山達成ということで記念撮影をしていました。

平ヶ岳山頂付近

早めに登頂できたのできれいな湿原でも見ながらゆっくり過ごそうと思いましたが、例の朝早くにすごいスピードで追い抜いていった人に山頂近くで再会し、「午後から雷雨の予報が出ている」と言われ、すっかりビビッてしまい、玉子石を回ってそそくさと下山しました。

玉子石

ここまで順調に歩いてきたものの、登山口まであと1時間ちょっとというところで少しへばってしまい大休止を入れましたが、結局天気が崩れることはなく、気持ちの良い山歩きで、13時頃には清四郎小屋に戻って来ることができました。

清四郎小屋からは要予約のバスに再び乗り、尾瀬口船着場で降車。
そこからは船で奥只見湖を渡り、奥只見ダムからバスでJR浦佐駅に出たのでした。

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