2018年1月13日

甲武信ヶ岳(西沢渓谷から道の駅みとみへ)

アクセス
  • JR塩山駅前バス停(バス)→西沢渓谷入口バス停→近丸新道→甲武信ヶ岳→甲武信小屋泊
  • 甲武信小屋→破風山→雁坂峠→道の駅みとみバス停(バス)→JR山梨市駅前バス停

今回は、前回の記事の雲取山のお隣、甲武信ヶ岳です。
甲武信ヶ岳にもこれまで2度登ったことがあります。
1度目の登山ルートは、西沢渓谷から甲武信ヶ岳登頂後、雁坂峠を経由して再び西沢渓谷方面に下山する、時計回りのループです。
2013年5月のお話です。


1日目

JR塩山駅からバスに乗り込み、10時前に西沢渓谷入口バス停で下車。
そこから近丸新道入口まで舗装された道を歩いていきますが、途中から小雨が降ってきました。
近丸新道入口からは本格的な登山道の開始です。
急坂がずっと続きます。
雨と残雪の雪融けのため、ぬかるみが多いです。
徳ちゃん新道との合流地点のあたりからシャクナゲが現れてきました。
雨は降り続け、合流地点で休憩していたところ、雷鳴が轟き始め、どんどん近づいてきます。
もう帰ろうかと思ったくらい嫌になってしまい、雷が鳴る度にしばらく立ち止まるなど、びくびくしながらのろのろとシャクナゲのトンネルの戸渡尾根を登って行きます。

シャクナゲのトンネル

急坂の途中でようやく雷雲が去り、雨も止みました。
本当に嬉しくて、一転して楽しい気分になりました。
雷や雨が止んだり、曇り空から晴れ間が差したりした途端、一瞬にして気分が高揚してくるあの感覚は毎回不思議に思います。

木賊山の手前からは足首くらいまでの深さの残雪がところどころ出てきました。

木賊山付近から見る甲武信ヶ岳

ようやく15時少し前に甲武信小屋に着きました。
荷物を小屋にデポし、15分ほどで甲武信ヶ岳に登頂です。

甲武信ヶ岳山頂

この日は、素朴な雰囲気の、山小屋らしい山小屋の甲武信小屋に宿泊です。
宿泊客は10名ほど。
夕食はカレーでした。


2日目

良いお天気です。
朝食後、再度甲武信ヶ岳までピストンしました。
朝日がとても綺麗でした。
6時半頃小屋を出発し、下山はまず雁坂峠に向かいます。


登山道から見た破風山方面

破風山のあたりは眺めの良い尾根歩きで、天気の良さと相まってとても気持ちが良かったです。
東破風山、雁坂嶺を過ぎて、9時半に雁坂峠に着きました。

雁坂峠

そこから西沢渓谷入口方向に転じます。
地図を見ると、雁坂峠直下の斜面に危険マークがついていてちょっと心配でしたが、少し急であること以外は整備された歩き易い道でした。
途中で鹿に会うなどしながら、12時半に久渡沢釣り場に下り、そこから道の駅みとみまで歩きました。

バスが来るまでの待ち時間に生ビールを飲み、モツ煮とラーメンを食べ、山梨市駅行のバスに乗り込みました。
1日目の雷が止んで以降は楽しい山歩きでした。

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