2018年1月14日

甲武信ヶ岳 / 三宝山(大弛峠から西沢渓谷へ)

アクセス
  • JR塩山駅北口バス停(バス)→柳平バス停(バス)→大弛峠バス停→北奥千丈岳→国師ヶ岳→甲武信ヶ岳→甲武信小屋泊
  • 甲武信小屋→三宝山→甲武信小屋→徳ちゃん新道→西沢渓谷入口バス停(バス)→JR山梨市駅前バス停

前回に引き続き甲武信ヶ岳に関する記事で、2度目の登頂の時のものです。
2014年7月のお話です。

ルートは、大弛峠から北奥千丈岳、国師ヶ岳を通って、甲武信ヶ岳に登り、甲武信小屋に1泊。
翌日、三宝山までピストンし、甲武信小屋まで戻って来てから、徳ちゃん新道を使って西沢渓谷に下山します。


1日目

前日に塩山の旅館「ゆばた」に宿泊し、JR塩山駅7時30分発のバスに乗り込み、大弛峠に向かいます。
ちなみに、今回の山旅のきっかけの1つは、長い間運行のなかった大弛峠行のバス路線ができたことでした。

途中柳平バス停で乗り継ぎ、9時頃に大弛峠に到着。
ここから西に行けば金峰山、瑞牆山へと続きますが、今回は東の国師ヶ岳方面に進みます。
この日は出発時間のわりにはコースタイムが長めで、また、夏場の午後は天気が崩れやすいので、少し焦りながら出発。
いきなり急な木製の階段をしばらく上り、北奥千丈岳、次に国師ヶ岳に到着。

北奥千丈岳山頂

国師ヶ岳の山頂まではたくさんの登山者がいましたが、その先は急に少なくなりました。
小さなアップダウンを繰り返す、苔が豊かな山深い森の中を長い距離歩くという趣の登山道です。
休憩中の5、6人の学生パーティーを途中追い抜きます。
金峰山方面からの縦走でしょうか、大荷物です。

国師ノタル


富士見

富士見から千曲川・信濃川源流分岐まではコースタイム上は1時間半でしたが、普通のペースで歩いても1時間かからない程度でした。

15時に甲武信ヶ岳登頂後、この日泊まる甲武信小屋に到着。
宿泊客は私も含めて3人。
テント場には先ほど追い抜いた学生パーティーが幕営します。
夕食はいつものカレーです。
少人数ということで日本酒だか焼酎だかを振る舞ってもらえました。

甲武信小屋の夕食


2日目

この日の天気は雨。
5時過ぎに荷物を小屋にデポして、今回の山旅の目的の1つである、埼玉県の最高峰の三宝山にピストンで向かいます。
ちなみに、もう1つの目的は、大弛峠と甲武信ヶ岳の間を歩いてみたいというものでした。

もう一度甲武信ヶ岳に登頂し、そこから前日登って来た道とは違う道に入ります。
前日歩いた国師ヶ岳と甲武信ヶ岳の間の登山道と同じく、苔むしていて、倒木などがあり、鬱蒼としたきま雰囲気の中を歩きます。
甲武信ヶ岳山頂から歩くこと30分、6時前に山頂らしき場所に着きましたが、三角点はあるものの標識がないため山頂であることの確信が持てません。
しばらくうろうろ歩き回ります。
よく見てみたら、加工された木が転がっていて、持ち上げてみたところ、薄く「三宝山」と書いてありました。

三宝山山頂

甲武信小屋に戻り、軽く朝食を食べて出発。
下山ルートは徳ちゃん新道です。
元々ぬかるんでいた上に雨で更に滑りやすくなったいるため、足を取られないよう気を付けながら下っていきます。
11時に西沢渓谷入口バス停に到着。
11時22分発のバスに乗り込み、1時間ほど揺られJR山梨市駅に着いたのでした。

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