- 電鉄富山駅→電鉄上市駅/上市駅前バス停→釈泉寺バス停(徒歩)→馬場島荘泊
- 馬場島荘→早月尾根→剱岳→剣山荘泊
- 剣山荘→奥大日岳→大日岳→称名滝バス停→立山駅前バス停
剱岳の初登頂直後は、剱岳は1度で十分と考えていましたが、怖かった記憶が薄れたせいか、それとも山歩きにも慣れたせいか、次第に今度は北アルプス三大急登の1つである早月尾根から登頂してみたいと思うようになってきました。
しかしながら、調べてみると、早月尾根の起点である馬場島に車を使わずに行くのは容易ではないということがわかりました。
それでもどうしても、早月尾根を歩きたいということで、最寄りのバス停から馬場島まで歩くことに決めたのでした。
2016年7月のお話です。
1日目
JR東京駅から北陸新幹線に乗り込み、富山駅で下車。
個人的には富山というと東京からとても遠い印象がありますが、新幹線だと2時間余で行けるので驚きです。
電鉄富山駅から上市駅まで電車で移動し、上市駅前からは上市町営バスで釈泉寺の近くで降ろしてもらいます。
私の調べた限りでは、ここが馬場島に最も近いバス停でした。
ここから馬場島まで約20km、徒歩4時間の行程です。
この時点で14時でしたので、順調にいけば18時にこの日宿泊する馬場島荘に到着見込みです。
この道は、「トランスジャパンアルプスレース」のスタート直後に歩かれているコースです。
ほぼ一本道の舗装された車道ですので、転んだり、道に迷ったりする心配はありません。
歩き始めてしばらくは、その先に工事現場があるため、ダンプカーが何台も横を通り過ぎて行きます。
暑さが体にこたえます。
途中に一ヶ所だけ自動販売機があり、そこで水分補給。
時折「熊出没注意」の看板が見られました。
馬場島まであと6km地点 |
冬期には閉鎖されるゲートのあたりから雨が降ってきたので傘を差します。
馬場島手前で雨が止んだ後、小さな羽虫が大量に発生してきたため、傘をブンブン振り回しながら歩きます。
冬期閉鎖ゲート |
17時半に馬場島荘に到着。
この日の宿泊者は私のほかに1人だけで、上市駅からタクシーで来たと言っていました。
ちなみに料金は8千円くらいだったそうです。
個室として使用できたのでぐっすり寝られたのでした。
馬場島荘の夕食 |
馬場島荘の部屋 |
この続きはまた後日。
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