アクセス:
- 1日目:自宅(電車または高速バス)→JR甲府駅(バス)→広河原(バス)→北沢峠→北沢長衛小屋泊
- 2日目:北沢長衛小屋→仙水峠→甲斐駒ヶ岳→双児山→北沢峠(バス)→広河原(バス)→JR甲府駅(電車または高速バス)→自宅
2010年9月のことです。
1日目
甲府駅から、南アルプス愛好者の皆様にはお馴染みの車掌?付きのバスに乗り、揺られること約2時間、広河原に到着です。
そこで小型のバスに乗り換え、30分後、お昼過ぎに北沢峠に着きました。
10分ほど歩いて、この日宿泊する北沢駒仙小屋に入ります。
初めは仙水小屋に泊まりたかったのですが、この山旅を決めたのが直前だったため、すでに満員で予約できませんでした。
北沢駒仙小屋は今では建て替えられ、長衛小屋になっています。
テント泊の登山客は大勢いましたが、長衛荘(現こもれび山荘)や仙水小屋に比べて人気が劣るのでしょうか、小屋自体の宿泊客は少数でした。
北沢駒仙小屋 |
2日目
朝5時半頃に小屋を出発。
樹林帯を歩き、仙水小屋を過ぎてしばらくすると露岩帯に出ます。
摩利支天が見えてきました。
この日は快晴で、太陽と青空がまぶしいです。
再びコメツガなどの原生林の中を歩き、7時半頃に駒津峰に到達。
このあたりまで来ると植生はハイマツなどの灌木帯になっています。
その先、岩稜の尾根道を進むと、草木のない白砂のザレた道になります。
見た目は白くてキラキラしていてキレイですが、けっこうすべりやすくて油断できません。
白砂のザレ場 |
甲斐駒ヶ岳山頂直下 |
8時半過ぎに甲斐駒ヶ岳に登頂です。
仙丈ヶ岳や鳳凰三山、八ヶ岳、富士山など、ぐるり360度周囲の景色が見渡せます。
素晴らしい展望です。
山頂から見る仙丈ヶ岳方面 |
山頂から見る富士山方面 |
30分ほど山頂で過ごした後下山です。
駒津峰までは来た道を戻り、そこからは双児山を経由してジグザグと下り、出発地点の北沢峠に12時半前に帰って来ました。
下山途中に振り返り仰ぐ甲斐駒ヶ岳と摩利支天 |
バスの待ち時間に長衛荘でビールをいただきます。
行きと同じく広河原でバスを乗り換え甲府駅に帰ったのでした。
お天気に恵まれたおかげで展望と評判どおりの白砂の美しさを満喫できた楽しい山歩きとなりました。
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